秋丸 小百合_ガラス電極法 の履歴(No.2)


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309004 秋丸 小百合さんのデータより

ガラス電極法

ガラス電極法 説明1

ガラス電極法とは、ガラス電極と比較電極の2本の電極を用い、この2つの電極の間に生じた電圧(電位差)を知ることで、ある溶液のpHを測定する方法です。

ガラスの薄膜の内・外側にpHの異なる溶液があると、薄膜部分に、pHの差に比例した起電力が生じます。この薄膜を電極膜といいます。

普通、溶液が30℃の場合、2つの溶液のpHの差が1ちがえば、約60mVの起電力が生じます。

通常、ガラス電極の内部液にはpH7の液を用いますから、電極膜に生じた起電力を測定すれば、被検液、つまりpHを求めたい溶液のpH値がわかるわけです。

ところで、ガラス電極の電極膜に生じた起電力を測定するには、もう1本の電極が必要です。このガラス電極と一対のもう1本の電極が比較電極です。比較電極は、電位が極めて安定した電極でなければならず、そのために液絡部に、ピンホールをあけたり、セラミックを施したりしています。

いいかえると、ガラス電極は、pHの差による起電力が正確に生じるように工夫した電極。また、比較電極は、pHの差による起電力が発生しないように工夫した電極なのです。



http://www.horiba.com/jp/process-environmental/features/water-quality/the-story-of-ph/measuring-ph-using-a-glass-electrode/detector-glass-electrode/

ガラス電極法 説明2

電位の平衡時間が早く、再現性がよいこと、また、酸化剤や還元性の影響を受けることが少なく、いろいろの溶液について測ることができますので、pH測定では最も多く用いられている測定法です。

そして、工業分野だけでなく、あらゆる分野でひろく行なわれています。

JISでも、“pHの一般的測定方法”の項で、「pHの工業的測定に対しては、定義に記載されたような水素電極による測定方法が必ずしも適当ではないので、ガラス電極による測定方法が推奨される。――」としています。



http://www.horiba.com/jp/process-environmental/features/water-quality/the-story-of-ph/ways-of-measuring-ph/

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