研究内容紹介 の履歴(No.11)


Ikemura Laboratory

現在、行っている研究内容の項目です。

Self-Organizing Mapアルゴリズムの改良

  • 教師なしと教師あり学習の評価
  • 距離尺度の計算方法のチューニング
  • 配列データからの数値化方法の検討
  • その他多変量解析手法や自然言語処理を用いたゲノム配列からの特徴抽出

Self-Organizing Mapを用いたゲノム配列解析

  • ゲノム配列のオリゴタイド組成による生物種固有な特徴の検出
    • 微生物ゲノムにおける水平伝播遺伝子候補の抽出
    • 微生物ゲノムにおける遺伝子の水平伝播における微生物間の進化過程の推定
      • ex:Prochrolococcus sp.,の生育深度とゲノム進化との関係
      • ex:微生物の環境適応性とゲノムとの関係
    • ヒトや哺乳類動物に特有な特徴を持つゲノム領域の検出
      • ex: マウスインプリンティング遺伝子のDMRに共通な特徴の探索@遺伝研佐々木先生と小林さんとの共同研究
    • 遺伝子制御機構に関与する転写因子の特徴の解明と探索
      • ex:転写開始上流配列に潜む配列特徴の解明
  • ゲノム語辞典編纂 (GenomeWordDictionary)
    • ゲノム配列が判明したが、他の分子生物学的な研究が進んでいない生物種について、重要なシグナル配列のin silico探索。
    • 複製の時期、複製の開始や休止、染色体や細胞核の組織構造を決めているシグナルの探索。
  • 環境中より取得されたメタゲノム配列からの生物多様性の推定法への適応
    • 南極や北極の氷山・氷床コアに存在する微生物の多様性の解明@極地研神田先生と瀬川さんとの共同研究
    • 南極湖底中のコケ坊主の微生物相の解明と生命システムの推定@広島大長沼先生との共同研究
    • 温泉や尾瀬のアカシボ (赤雪)についてのメタゲノム解析@北大福井先生との共同研究
    • ヒト口腔内の微生物多様性の解明@理研坂本さんとの共同研究
    • ヒト腸内細菌の多様性の解明@理研辧野先生と林さん(現:前橋工科大学)との共同研究
    • 地下水の環境メタゲノムライブラリー@海洋バイオテクノロジー研究所渡辺一哉先生と内山拓(現:産総研)さんとの共同研究

統合データベースプロジェクト

コドン組成解析

  • コドン使用頻度とタンパク質生産量との関連の解明
  • 主成分分析等の多変量解析による生物種固有なコドン組成の抽出
  • SOMを用いた生物種間比較

ゲノム配列解析とデータベース構築

  • 微生物ゲノムDB構築

立体視を含む先端的な映像技術を用いたゲノムやバイオデータの可視化

その他 (これまで参加してきたプロジェクトについての紹介を兼ねて)