岩田大樹_寒天培地 の履歴差分(No.1)

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    • 1 (2010-05-06 (木) 03:08:35)

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[[動画一覧]]&br;

*309009 岩田大樹さんのデータより [#y1701e70]
**&size(22){寒天培地}; [#c1e8f3d9]
***&size(20){寒天培地 説明1}; [#xb91d8c4]
&size(20){微生物の培養において、はじめに使われたのは、さまざまな栄養素を含んだ水溶液、いわゆる液体培地であった。液体培地の弱点の一つは、雑菌の混入(コンタミネーション) に弱いことである。混入してくることを防ぐのはどのような方法でも簡単ではないことに変わりがないのであるが、液体培地の場合、混入してきた事そのものがわからない場合があり、わかったとしても、液体であるために互いに混じりあってしまうので、混入したものを除去するのも、本来の目的だったものをそこから確保することも難しい。その点を改良したのが固体培地である。固体であれば、その表面に落ちた微生物が繁殖しても、多くの場合はその点を中心としたコロニーを作るので、その部分だけ切り捨てコンタミを排除したり、培養対象を取り出して再び培養することも可能である。};&br; 
&br;
&size(18){http://ja.wikipedia.org/wiki/};

***&size(20){寒天培地 説明2}; [#se151694]
&size(20){寒天は極端なpHの物質でなければ、たいていの水溶性の物質を溶け込ませ、固めることができる。このことは、さまざまな液体培地を、寒天を溶かすことで固体培地として使えることを意味する。};&br;
&size(20){寒天を分解する能力のある生物がほとんどいない。したがって、さまざまな微生物を培養する場合に、途中で分解されてとろけてしまうことが少ない。
寒天は高温でも化学的に安定で、培地に加えたままオートクレーブ滅菌 (121 °C) が可能である。加熱によって分解されないため副生成物をほとんど生成せず、また元々化学的に純度の高いものが得られやすいために、微生物の生育や検査試験の結果にばらつきが出にくい。};&br;
&size(20){寒天は、純度が高いものは透明であり、培地上に成長する微生物を観察する上で非常に便利である。また、柔らかいが弾力があるため、刃物で切ったり削ったり といった加工がしやすい。混入微生物があってもそれを確認がしやすい上に、その部分を切り捨てるのも比較的簡単である。また、カビなどの場合、寒天上に成長するものを、そのまま切り取って封入してプレパラートとすることもできる。};&br;
&size(20){寒天は 96 °C で融解し、冷やすと 60 °C 以下で固まる。この比較的低温で固まる性質のため、固まる寸前の寒天に生きた微生物を混入し、寒天内に混ぜ合わせてから固める混釈平板培地を作ることもできる。細菌数の測定などでは有効な技術である。};&br;
&size(20){寒天そのものは、多糖類ではあるが、上記のようにほとんどの生物がこれを分解できないために、実質的にはカロリーゼロであり、栄養素を追加することで培地として利用が可能になる。しかし、試料に含まれる栄養分のみで十分な場合など、寒天のみの培地が使われる例もある。};&br;
&br;
&size(18){http://ja.wikipedia.org/wiki/};

**&size(22){動画}; [#df5a0311]
&size(15){見つからなかった};&br;

**&size(22){画像}; [#df4b552b]
&size(15){画像ファイルなし};&br;

ページ作成者 nakaizumi