卒研2007-6 の履歴(No.1)

  • 履歴一覧
  • ソース を表示
  • 卒研2007-6 は削除されています。
    • 1 (2008-04-07 (月) 06:25:01)

卒業研究テーマ

マウスCT画像解析

生命情報は大量で複雑な内容を持ち、そこからの能率的な知識発見には、高度な画像処理技術を利用することが必要である。本研究では、“肥満”という表現型を詳細に調べるため、画像処理技術を用いて比較した。具体的には、X線CT画像のボリュームデータをコンピュータ上で再構築し、3次元的な輪郭の抽出を行う“ボリュームレンダリング”という手法により行った。そして、ヒトと標準体重のマウス、肥満マウスそれぞれの骨格、筋肉、内臓および皮下・内臓脂肪を比較した。この結果、ヒトでは骨格、筋肉、内臓および脂肪を抽出できたが、マウスは骨格と腸、心臓、皮下脂肪と内臓脂肪を隔てる腹筋線の抽出が限界であった。この理由としては、①マウスの体のサイズがヒトに比べてかなり小さいことと、②マウスのCT画像撮影時の解像度が低かったことが考えられる。